改・死神代行業務日記 2 後編 BLEACH アニメ語り 2009年05月25日 改・死神代行業務日記 2 後編 出されたお茶は出がらしじゃなかったけど、正直味なんか分んねーくらい居心地が悪い。 それでも間がもたないのでチビチビと舐めてみるが………。 「────で、石田。一護に何処までやられたのだ?」 俺の手から湯のみが落ちた。 「おわぁぁチィィーーーーッ!!」 「何をしている一護、粗忽者め。畳が濡れている早く拭け。」 ルキア……殆んど俺の膝に零れたんだけど?俺の心配も少しはしろ……て!そうじゃねぇ!! 「なな、何言い出すんだてめっ!」 「私で何か力になれる事はないかと思って……。」 ─────嘘つけっ!! 「寸前までだよ、朽木さん。」 おまっ!何バカ正直に答えてやがんだ石田っ!? 「寸前?こやつが?そんな度胸があったのか?見直したぞ一護!」 …………ぶっ飛ばすぞてめえマジで。 「言っとくけどな!あの日は絶対、石田の様子もおかしかったぞ?俺が帰ろうとすっと、『行かないでくれ……』て俺の手首を掴んで引き止めたんだぜ!あれは何だったんだよ?!」 「そうなのか?石田。」 「……まあそんな感じ。」 「前々からこっちがアプローチかけてる奴に、いきなり優しくされたら……俺、期待するよ?そんなもんじゃね?好きなんだから都合良く解釈しちまうの、当り前だろ?好きな奴に優しくされて、舞い上がっちゃいけないのか?」 手を引かれて部屋に上がり、丁寧な仕草でお茶を淹れてもらい、すげえ近くでガッコで出た課題教えてもらったんだぜ?しかも普段はあり得ないくらい穏やかな声音でだ! 俺、それでもクラッと来たら駄目なのかよ!!好きなのに!? 「確かに石田らしくないな。何故いつも通り門前払いにしなかったのだ?」 いつも玄関先で追い払われてんの何で知ってんだルキア? 「それは………。」 珍しく石田が言いよどむ。いつもの立て板に水のような流暢さはどうした? 「ぼ、僕はいつだって君に親切にする心積もりはあるよ!?黒崎のストーカー的な犯罪行為が君を遠ざけるんじゃないか!」 明らかな嘘だろ。お前最初っから俺には痛烈に皮肉屋だったぞ? 「こんなに責めたてられるんなら、あん時井上ん家に行っちまえば良かったぜ……。」 「……井上?」 「石田のトコ行く前に道で井上とたつきに会ってよ。誘われたんだけど、石田ん家へ行く途中だったし断ったんだ。なのに石田には他に行く所ないのかって言われたし。じゃ井上んトコに行くっつったら引き止められ………何だよ?」 「ほほう。それで?」 ルキアは何でニヤニヤしてやがんだ気持ち悪ィな。 「それでって……そんだけだよ。」 「成る程。クールに見せて石田にも、ヤキモチや独占欲といった可愛い部分もあるのだな?」 「ヤキモチ?独占欲?」 「くく、朽木さん!!」 「貴様の目は節穴か?一護。石田は井上のことが好きなのだ。」 ─────好き? 石田が?井上のことを? 突然降ってきた刃の雨で、心と体を貫かれたような痛みが走る。 「……黒崎、そのこと、井上さんには言うな!!」 石田の言葉が更なる刃物のように、容赦なく俺を切りつけた………。 ■ ええっ!?何、恋愛小説みたいになってんのっ??終わってないし!続いてるし!ある意味本編のどのsnowの小説よりも恋愛っぽいわ!!小説のがオマケなのにでかい顔してる 不動産担保ローン 一戸建て [0回]PR 不動産担保ローン 一戸建て [0回]PR" dc:identifier="http://snow9614.blog.shinobi.jp/%EF%BD%82%EF%BD%8C%EF%BD%85%EF%BD%81%EF%BD%83%EF%BD%88%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E8%AA%9E%E3%82%8A/%E6%94%B9%E3%83%BB%E6%AD%BB%E7%A5%9E%E4%BB%A3%E8%A1%8C%E6%A5%AD%E5%8B%99%E6%97%A5%E8%A8%98%20%EF%BC%92%20%E5%BE%8C%E7%B7%A8" /> -->