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君無き世界(倉庫)

イチウリ妄想暴走日記へのご来訪、ありがとうございます^^

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もしやと思いこっちも掃除してみたら案の定下書きを発見した件

何てこったい・・・・・=p=

勿体ないのでこちらも半端な記事を載せてしまいます。


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件名:未来予想図*一雨*黒崎医院編//2011年8月2日


ご無沙汰致しております。snowです。
王族編はちょっとお休みして、こんなん語らせていただきやす^^

黒崎医院(内科・小児科)、誰が後を継ぐのでしょうか?
遊子ちゃん?夏梨ちゃん?
どちらも優秀そうなので(特に遊子ちゃんは確実)、問題は無さそうだが。
長男の黒崎くんは最早、医大進学は無理そうだよね。(素行も含め)
高校卒業したら一人暮らし始めそうな雰囲気だし。大学行く気ないのかな?
石田は順調に医大に進み、ストレートで医師免許を取得するはず。
でも空座総合病院へは行かないだろうから、別の大学病院からスタートするのね。
将来有望な若手エリート医師、石田雨竜。しかも父親が国内外で「神の手を持つ外科医」として名を博す、石田竜弦の息子という事で更に価値が上がる。
当然周りは放っておかない。教授たちからの娘・孫娘の縁談攻撃。
それを黒崎くんがちぎっては投げるのね。相手が女性なので当然暴力ではないが。
暴力ではないが威圧はする。怖いよ黒崎。そして石田に叱られる。

「何やってるんだ君は!」
「なんもやってねーだろ?」
「その怖い顔が既に犯罪だ!!」
「それは差別ってんだよ!怖い顔は生まれつきだろ!!」
「明らかに威嚇しておいて何を言う。僕の知人に喧嘩を売るな!特に女性の前には現れないでくれ!!」
「・・・・・・・・・(じゃあ隠れて威嚇する)」
「今、何か不穏な事を考えなかったか?」
「まさか。お前、妄想が激しいんじゃねーの?」
「・・・・・・・・死神化しろ、黒崎・・・・・・・」(チャリ・・・ン)(滅却師十字出た)


*************

Σおおう!?恋雨のSSの「唇が忘れない」が、いつの間にか下書きになっていた・・・・・・。
あれぇ?自分何でこれ外してたんだろう??
もう直したんで読めますよ~~^^;

*************

Σ恋雨のホワイトデーのネタの書きかけ出てきた!!
どどど、どうしようこれ。一応続きを書く方向で検討します><;
うわぁ・・・・・・掘り進むの怖ェェ。

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うん、大丈夫。もうおかしな物はない。
こっちはFC2ほどカオスではありませんでした。良かった。
ただ、FC2とダブってる小説が何本かあったので滅却しました。スッキリ☆

ううん・・・・、じゃ余ったスペースにイラストでも載せようかい。

*************

某お絵かき掲示板に描いていた雨竜。
髪の分け目がまだうろ覚えだった頃。

a71984b2.jpg

色塗りが怖くてベタすら塗れなくてこの白さ。
何かなぁ・・・・・機械は苦手なのです。

e3ea5c85.png

もうね、可愛い雨竜にハマってた時期がありまして。
いえいえ、今でも大好物なんですがね。

29448b8b.jpeg


うりゅん。原作のうりゅんも殺されそうなほど可愛いです。
あんな美人さんだもん。みんな道を踏み外しても仕方ないよ。みんなというか主に黒崎くんが。
踏み外しても歩けるなら大丈夫。進むのみ。黒崎くんをよろしくね><b☆


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真面目に王族ネタ書いてます

■何だか寝付けなくて仕上げてしまいました。
■今日ジャンプ買いに行けるかなぁ・・・・眠い==;

  +
  +
  +++++++++


「そんな・・・・何故、皇子がここに?」

 思わず漏らした菖蒲の言葉に、僕は違和感の上に更なる疑問を重ねた。
 この霊圧は間違いなく魂雷命皇子のものだ。
 菖蒲は幾許か前、皇子が来ると言っていた。なのに、今はあの男の訪れが予定外のような口振りだ。
 僕を捕らえていた男の手が離れ、自由になった指で黒崎に貰ったリングを握りしめた。男の気配は消え、空気に溶けたように紛れ、もう何の痕跡すら見当たらない。

 皇子の来訪はハプニング?名前を使われただけなのか?
 それとも手筈が違ってきている?
 だがもし、皇子がこれと関係ないのなら。

 動いているのは何者だ?

 そして皇子は何をそんなに殺気だち、ここへと急ぐんだ?


 ─────ドンッッ!!!!


 バルコニーの手すりが崩れ、奮迅が舞い上がる。
 その中に、いつもの霊圧の質とは違う、例えるなら支配者のオーラとでも言うか・・・・周囲を圧倒する畏怖を纏い、皇子が立っていた。

「・・・・・・雨竜、こっちへ来い」

 従わせる力を言葉に持っているような、抗い難い覇者の声。
 思わず足を踏み出しそうになったが、僕の高すぎるプライドが辛うじてそれに抵抗した。

「雨竜!」

 皇子が苛立ちを含ませてもう一度僕の名を呼ぶが、今はまだこの声に応じるには危険が過ぎる。この男は最初から得体が知れない。
 愚かに見せていたのか、本当にうつけなのか、判ずるのは困難だ。
 愚かに見せていたにしろ、皇子が僕を呼ぶのには裏があるとしか思えない。
 この状況を打破すべく次の行動について考えたくとも、余りにも情報が不足している。
 誰も信じられない。味方もいない。敵の見分けもつけられない………。

 そんな僕の堂々巡りな思考を止めたのは菖蒲だった。
 彼女は持っていた懐剣で、僕の心臓を突こうとした。
 当然僕は飛簾脚で逃げる。そしてそのまま部屋を飛び出し、回廊をひたすら走った。
 一瞬、皇子の霊圧が膨れ上がったが、直ぐにその気配は弾けるようにして消えた。

 何が起こっているのかを確かめる余裕もなく、広大な結界に覆われた後宮のたったひとつの出口を目指し、僕はただ駆け続けた。

 身を護る為の技は全て取り上げられ、残るは自分の決断のみ。
 逃げるべきだと、本能が教える。
 だが、一体何から?
 煩わしい衣装を脱ぎ捨てても、この後宮から出られたとしても、僕の居場所はどこにもない。
 黒崎はどうしているだろう。
 王の居城の様子が知れず推測しか出来ないが、もしもここと同じように賊が入ったのなら、まだ見習いである黒崎は恐らく城の外での任務に就いてるだろう。
 無茶してなきゃいいけど・・・・・。
 僕に居場所はなくても、心の拠り所はある。
 黒崎に貰った指輪を握りしめれば、やるべき事が見えてくる。
 行き先は瀞霊廷でも現世でもない。
 黒崎のいる、王の膝元だ。

 後宮の唯一の出口である扉にたどり着く。
 僕は震える手でそれを押し開けようとした。

 瞬間。

 何の音も無く、ただ力だけが僕の動きを止めた。
 霊圧が扉を押すこの手を封じたのだ。
 それに少し遅れて、僕の腕は風のように追いついた、皇子の大きな手に掴まれていた。

「我から逃げるな」

 いつもの皇子とはまるで違う。
 王族とは、これほどまで他を圧倒するものなのか。
 命令が絶対であるかのように、指一本動かせない。声すら自由にはならない。

「王より戴いた指輪はどうした?」

 指輪。
 あれが一体何だというんだ?

「・・し、知らない男・・・が・・・・」

 重すぎる霊圧で呂律が思うように回らない。

「盗られたのか。では、こっちは何だ?」

 皇子が胸のリングを手に取る。

「・・・・・やめっ・・」
「オモチャだな。誰からのものだ?」
「そ、そんなの・・・・」
「王に賜ったものより、こちらの方が大切か?」
「・・・・・そ、れは・・・」

 大切だ。いけないか?
 今まで僕が手にした絹よりも黄金よりも、僕の命よりも大切だ。

「・・・・・あのジジイはやっぱむかつく」
「・・・・・・?」
「それで?お前の敏腕ボディーガードコンビはどこだ?」

 質問と共に霊圧が消え、僕は肩で息をしながら何とか答えようとした。

「朝から見てない・・・・見ておりません」
「職務怠慢だな。ここぞとばかり左遷してやる」

 何だか響きが子供っぽいぞ。

「まだそうと決まった訳ではございません」
「お前の側にいないという理由だけで十分だ」
「あんた・・・皇子こそ、こちらへは何を?」
「俺はジジイの言いつけで来た」

 嘘だろ。

「王が僕・・・私の身を案じて皇子を遣わされたと?」
「実際、やばかっただろうが。さっきの女は拘束した。男の素性も直き知れるだろう」
「左様で・・・・・」

 僕は今直ぐあんたからも逃げ出したいんだけど。

「色々面倒だったが、これで仕舞だ。雨竜、指輪を渡せ」
「・・・・・・・は?」

 今の脈絡は?

「指輪は賊の手に・・・・」
「お前の胸のやつだ。忌々しい。俺がもっとすげーのやっから、他の男から貰ったそんなもん、とっとと外・・・」
「嫌です」

 皇子にみなまで言わせず断った。

「あんなチンケな死神よりも、俺の方が100倍良い男だろうが!!」

 気のせいか、話が低次元になってきたような?

「仰せの意味を図りかねますが」
「俺のものになれ!」
「謹んでご辞退申し上げます」

 まだ掴んだままの僕の左手から、皇子の霊圧が流れ込んでくる。
 伝える術を知らぬ子供のようだ。
 必死で何かを掴もうともがいているような。
 初めての恋に戸惑い、どうしていいのか分からず僕に喧嘩をふっかけた黒崎のような・・・・。
 この皇子は、僕の事が、好きなのか?
 本当に?

「・・・何をそんなに驚いている。今まで散々言葉にしたろう」

 そりゃ驚くよ。
 黒崎みたいな物好きが二人もいるなんて。

「まあでもその話は後だ。指輪を渡せ」

 話が指輪に戻った。
 左手は自由にならないので右手でしっかり握っていたが、皇子が力ずくでそれをもぎ取ろうとする。
 何で?
 これくらい、いいじゃないか!
 ここに来て初めての大切なものなんだ!
 何もかも取り上げないでくれ!
 こんなにも、あんたたちの言うがまま暮らして来たんだ!
 ひとつくらい、僕に自由なものをくれ!!

「雨竜様!!」

 頭上から凛とした声が降ってきた。
 撫子の声だ。間違いない。

「撫子っ!!」

 助けを求めるような口調だったかも知れない。
 撫子がそれに応える。

「雨竜様!これを─────」

 何かが空を切り、僕に向かって飛んできた。
 思わず指輪を離し、それを受け取る。
 懐かしくも手にしっくりと馴染む、銀色のフォルム。

 久しぶりに手にしたそれは、100年前僕が王に預けた筈の、滅却師十字だった。



■何だろう。これはこれで楽しいぞ、皇子×雨竜(笑)^^
■妄想してたのとちょい話が違ってきたが・・・・どうしよう。
■というか、本編が王族ストーリーになる前にとっとと終わりたい。恥ずかしいから・・・・・。
■話長過ぎ。同人誌作れるよ。懐かしいわ(怒)

■誤字・脱字・変文が心配・・・・・


 

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