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今この話にノリノリです ^p^
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黒崎一護がこちら側へ来て、既に一年が過ぎようとしている。
尸魂界に於いて王族の居住となるここは、瀞霊廷とは隔たった空間に有った。
雨竜が住まう王の後宮へは本来どのような仔細があろうとも、零番隊の一死神に過ぎない男の話など上るべくも無いのだが、一護の情報だけは何故か飛び交った。
それが何とも、黒崎一護とは思えないような噂話であるが。
「あの黒崎という名の死神、とうとう三席に昇格したらしいわよ」
「大変なスピード出世ね。ここに来てまだ一年でしょ?いいえ、それどころか・・・・あの死神、尸魂界に来てから、まだほんの100年と少ししか経ってないんでしょ?」
「赤子のようなものじゃない。事実は小説よりも奇なり・・・・ね」
「しかも、王の側近くの護衛を志願してるとか」
「それは・・・・そこまでは流石に無理でも、この後宮の護りくらいには就きそうよね勢いに乗って」
「まあ!そしたら私、ちょっと口説いてみようかしら・・・・・」
「およしなさいよ。私たちなら王族の子息を狙える位置にいるのに、何故わざわざランクを落とすの?」
「別に結婚しようってんじゃないわよ。遊びよ遊び♪」
「・・・・悪い顔になってるわよ」
何だかえらい言われ様に、雨竜は一護への同情を深めた。
ここでは王族が絶対であり、瀞霊廷から来た死神など鼻もひっかけては貰えない。
価値観がまるで違うのだ。
雨竜はレース編みの手を止め、溜息をひとつ吐く。
『王の側近くの護衛を志願』
雨竜が覚えている黒崎一護は出世には縁遠く、寧ろ始末書を書くのが日課になっていた様な男だ。
自分から向上志向をアピールするとは俄かには信じ難い。
しかし、オレンジ色の髪に同姓同名。恐らく当人に違いない。
会う事のなかった100年の間に、一体どのような心情の変化が彼の身に起こったのか・・・・・。
叶うものなら、会いたい。会って話をしたい。
でも、会えたとしても、以前のままでは無い。
一護の内からは既に石田の記憶は失われてしまった。
そう仕向けたのは雨竜だが、その時はまさか後になってこれほど切なく、悲しく、痛みを感じるとは思いも寄らなかったのだ。
ここに来て、自分は黒崎一護が好きだと気付いた。
「俺は石田に惚れてる。好きだ・・・・・」
昔、真剣な眼差しでそう一護に告げられた時は、迷惑としか感じなかったのに。
100年前・・・・他の男に触れられた途端、強い後悔が雨竜を苛んだ。
──こんな事になるなら、黒崎に抱かれておけば良かった!
あんなに僕を欲しがっていたあの男の手を、どうして自分は拒んでしまったんだ!
黒崎じゃなきゃ嫌だ!僕の首筋を貪る手も唇も、嫌悪以外の何ものにもならない・・・・・僕の全部を今黒崎にやりたい!!
だが、黒崎一護はもういない。二度と会う事は叶わない。
何もかも受け入れ耐えてみせる覚悟で赴いた雨竜の胸を、絶望が支配した。
◇◆書きたい所までなかなか行かないな^^;
∑いや!何か日記書こうよ!!
えと、今日は学習発表会でした^^
想像以上に人が多くて驚いた。今は父方、母方のおじいちゃん・おばあちゃんも来るからな・・・・・マジ人混み半端ねぇ。
本当はこれ書き上げる時間ないかなぁ・・・・と思ってたんだけど、UP出来て良かったです><